呪術廻戦108話感想

おはようございます。

ジャンプ全体の感想を書くか作品ごと個別に書くか悩んていたので更新が１日遅れてしまいました。５月のアクセス数が３件しかないからといってプロ意識を捨てなかった自分を称賛する気持ちを忘れずに書いていこうと思います。

 ・領域展開

まず開幕１ページ

領域展開ー「蕩蘊平線」

２巻から登場してる陀艮さんのホテルニューアワジ並の穏やかさを持つ領域の名前が判明しました。芥見先生はどうやってこんな難しい漢字を探しているのだろうか。いつも読みが与えられていても元の漢字に変換するのに大変な時間を消費させてくれます。

領域展開には２つの効能があります。まずは一つは環境要因によるステータス向上。もうひとつは術式必中。真人であれば領域内の対象への無為転変の必中、漏瑚であれば領域内に侵入した相手を火葬するオート葬式機能搭載など、領域展開の必中効果には反則級の能力が多い中、陀艮さんの必中効果は「お魚天国」！

出典：呪術廻戦

呪力関係なしに万物の生命の源であう海から海王類が際限なき湧き、必中で攻撃してきます。この能力の恐ろしいところはさかなクンたちの攻撃があたるまで彼ら自身が存在しないこと。攻撃の瞬間にはじめて存在を表すということです。ワールドトリガーのカメレオントリガーのようなものです。

出典：ワールドトリガー

 陀艮はこの必中術式の意識を当主：七海＝7:3で調整して攻撃を開始。

出典：呪術廻戦

陀艮さんも存在しない記憶を植え付けられ無意識下で七三の呪いに拘束されています。世にも珍しい天与呪縛のフィジカルギフテッドの まきさんはまったく相手にされていなくて可哀想ｗ

・領域対策

これまでは領域展開をされた場合は自分も領域展開をすることで相殺するか、一門相伝の割に武装色の覇気なみの普及率を誇る簡易領域で対抗するしか手段はありませんでしたが今回から新メンバーが仲間入りしました。

出典：呪術廻戦

 秘伝「落花の情」

落花の情は御三家のみ伝わる対領域の術で必中の術式が発動し触れた瞬間カウンターで呪力を開放し身を守ると言うもの。ＨＵＮＴＥＲ×ＨＵＮＴＥＲのキルアの神速のようなもの。ていうか蕩蘊平線もダーツdeダーツみたいやし、オマージュかと思われます。禅院特別一級は御三家の当主やのに領域展開も習得してないんかよ。と一瞬思いましたが、この渋谷事変で五条を封印するほどの作戦を練った相手ですから特級レベルが大量にいると普通に考えられるので呪力の温存だと思われます。それにしてもあれだけ飲んだくれていたのにここまで思慮深いのはすごいですね。当主の肝臓はアセトアルデヒドの分解能力が凄まじいのですかね。加茂家当主にも期待が高まります。

・生死不明

１級術士と特別１級術士と猿の３人でしても陀艮の蕩蘊平線にかなりて手こずっています。七海さんは呪力を持たないお猿さんに「考えては駄目です　触れられたと感じたら

片っ端から叩き落としてください！！」と流石は元社会人と感心できる的確なアドバイスを施しますが、その次のページで

出典：呪術廻戦

１級フラグ建築士はフラグの回収も早いようです。まあ仮にも１１巻の表紙を飾る男をこんな雑な処理で殺すことはないと思いますが、この出血量でどうやって助かるのかわかりませんね。魚の歯周病で血が散乱しているように見えているだけかもしれませんが笑

七海は真人戦のパン屋イベントで底が見えているのでいつ死んでもおかしくないのでまだ安心はシないでおきましょう。

出典：呪術廻戦

ついでにパパも「グチャ」行急行便に乗車しました。ここで死ねば落花の情とはなんだったのか、真希に課した試練はどうなるのか、ってなるし真希さんだけで陀艮を処理しなければならなくなるので生きていると思われます。

・呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン

七海もお父さんも一時的にやられて現在戦闘可能なのは力の意識を０も割り当てられている真希さんだけになりました。依然ボコボコにされている真希さんは掃除用モップのような武器を片手に「一撃で殺せや　タコ助！！」となぜか強気で挑んでいますがモップでは特級を払えないと自認しているようです。そんな時

領域展開　「嵌合暗翳庭」！！！

 

出典：呪術廻戦

プロのパシリの伏黒くんが花御戦につづき二回目のおつかいの名目で領域内に侵入して領域展開をしてきました。これほどでかい領域の外見はどうなっているのでしょうかね？自閉円頓裹みたいにGANTZのような形なんですかね？外から中は拝見できるのでしょうか。どちらにしろ贅沢な呪力の使い方なきがします。なにはともあれできる後輩の恵くんはご自慢の四次元ポケットでモップしか装備していないモブに特級呪具「游雲」を運んでくれました。游雲は特級を冠する術士の夏油傑が乙骨との対戦時に利用した５億円はくだらないバニラ武器。いままで２回登場していますが、威力が凄まじいという印象しかありません。同じく特級呪具の「天逆鉾」は発動中の術式の強制解除といったチート能力で、あの五条悟の無下限呪術までもを封じるものでした。おそらく游雲にもなんらかの特徴があるのでしょうからその判明に期待大です。

出典：呪術廻戦

無能な先輩のくせに有能な後輩の恵くんを「クソ」扱いする真希さんですが、 呪具の扱いといった側面だけは光るものがあります。身体能力はおなじ天与呪縛のパパグロはおろか一般人の虎杖にさえ劣る真希さんがホームランバットを装備することで特級呪霊は払えるのか！？来週につづく