喜利喜利舞

自粛中の暇を撲滅するために開設されたロケーション。神出鬼没失踪当確

週刊少年ジャンプ2020年25号 感想

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出典:週刊少年ジャンプ2020年25号

今回から毎週ジャンプの感想を書いていきたいと思います。鬼滅の刃の連載が終了したこの時期を節目として心機一転した気持ちで書いていきたいと思います。いつも友達に一方的に吐き出してばかりで申し訳が立たないので、この皆もすなるブログといふものを利用して我が秘めたる思ひを綴ろうとせむ。作品に対する批判とあると思いますが、表現の自由保証の観点からなにとぞお手ソフティにお願いします

まずは掲載順位から!

【掲載順位】

1.呪術廻戦(巻頭カラー)
2.ONE PIECE
3.約束のネバーランド
4.タイムパラドクスゴーストライター(センターカラー)
5.マッシュル-MASHLE-
6.ハイキュー!!
7.ユーゲンと女霊学級(読み切りセンターカラー)
8.ボーンコレクション
9.僕のヒーローアカデミア
10.Dr.STONE
11.夜桜さんちの大作戦
12.森林王者モリキング
13.ブラッククローバー(センターカラー)
14.チェンソーマン
15.ぼくたちは勉強ができない
16.アンデッドアンラック
17.アクタージュ
18.ミタマセキュ霊ティ
19.ゆらぎ荘の幽奈さん
20.AGRAVITY BOYS
21.魔女の守人

 

開口一番、まず脳裏に浮かんだことは

「鬼滅がない!?カラー連載もない!?」

毎週トレンドを賑わしていて鬱陶しくも感じられた「#鬼滅本誌」と本当にさよならしてしまったことを実感して虚しさを覚えました。それに伴い、カラー連載枠も消えてしまいました。(ゆらぎ荘のときからカラーは毎週の楽しみやったのに。。。

ジャンプの期待の4作品と言われていた呪術廻戦やアクタージュ、チェンソーマンあたり(もう一個は今は亡きサムライ8)が来週辺りからカラーになるかな?期待して待ちましょう。

 あとマッシュル強ぇ、編集部にも「まさか」呼ばわりされてるほどに快進撃を見せてくれている。先週の分が反映されるまでしばらくは順位高そう。あと夜桜さん、僕は途中で切りましたが以外にしぶとくて草生えてる。奈落とか鬼舞辻無惨とかそのあたりの生命体と同系統な粘り強さ。あとね、アンデットアンラックとアクタージュもうちょっと高くてもいいと思うな。同じあ行担当大臣として日々精進してほしいです。

次から個別に感想書いていきます。読んでない作品は端折ります。ごペンなさい

 

 ・呪術廻戦

地味に2巻から登場してるタコの特級呪霊の名前が陀艮って言うことが判明した。漏瑚とか脹相とか他の特級呪霊にも言えることやけど漢字が難しすぎて単語登録するの難しいんだよ!!まあそこは頑張りましたけど、プロとして───

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出典:週刊少年ジャンプ2020年25号

 これが陀艮やけど、皮向いてる途中のさつまいもみたいな色してて、悔しくも食べてみたいと思ってしまった。そしてこの陀艮が結構えぐい性能してる。螺旋丸をデスボール形式で飛ばしてくる技がいかついッ。威力どうこうじゃなくて広範囲に高質量の水を撒き散らすからそれだけで身動き制限されるし地形によっては即詰みなのがやばい。脹相とこいつ、花御と漏瑚みたいな感じで味方同士の相性が最悪なのも災厄らしい。あと相変わらず見開きがかっこいい。最近の芥見先生の絵はなんというか奥行きがあるというか、読者が漫画を俯瞰してみてるのではなくて、あたかもその場にいるような臨場感が味わえる。キャラがコマを飛び出してるからかな?メカ丸視点でみている気分。

陀艮さんとジジイの会話が全く噛み合ってないのが面白いwフレームの話とかしてるし術式も対象を二次元に隔離する感じやし、由緒正しい御三家にしてはずいぶんナウい能力にみえる。それとも娘ゴリラが能力知らないから相伝じゃなくてイレギュラーなのかな。どちらにしろ老人が強い漫画は安心して見られる。地獄のバカンスから生還することを祈るのみです。

 

ONE PIECE

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出典:ワンピース

アプーって歯磨きする時も音奏でちゃうんかな?

まあ薄々気づいてたけど、来週も休載なのが心を救済してくれない。夏休みのない8月のような気分に陥る。クイーンとビックマムだけだったおしるこ地雷共同戦線にルフィとゾロが参入。あとスクラッチメン・アプーが強すぎて相対的にバジル・ホーキンスの株がどんどん下落していくw子供受けは絶望的なビジュアルをしてるが、将星二人倒した五番目の帝王とその右腕を相手に優勢なのは案外やった。高校の時のクラスメイトのあだ名が「アプー」やったから、そいつに箔が付いてしまった。オトオトの実(未定)が初期装備でステルスポンドほうを搭載してる規格外悪魔の実でした。音は空気を伝う振動だから刀じゃ受けきれないかな?ブルックのギターで相殺するか、ご都合主義じみた展開でナギナギの実の継承者登場するかしかないかな?それかアプーの長い予備動作を叩くのもありかも。どちらにせよルフィとゾロが四皇の参加を舐めすぎなのは良くないと思った。話してくれなさそうやけど、同盟組んでたキッドに能力の詳細聞き出したほうが良かったね。

 

約束のネバーランド

約束のネバーランドはエマとレイが約束結びに行ったあたりからちょっと流し読みになりがちで内容が入ってないのであまり語れないです。気がついたらママが刺されてて脳内にママとの思い出がフラッシュバックしてきて、最近しっかり読み始めています。結構ちゃんと読んでたつもりやのに鬼の識別がまだできないwムジカの顔見てもソンジュって言ってしまう自信がある。GFの地下に約束の地への階段があったのはまさに灯台下暗しといいましょうか。約束の結び手が合理的なのか非合理的なのかあんまりわからないwファンには申し訳ないけど、こういう命かけた漫画ならもっと人死んでもいいかなと思った。結局GFの家族が誰も死んでないから「つつつ都合いいおおお女やーん」て思う。ドンとギルダあたり心臓麻痺とかで死んでも誰も気づかないから消してもいい気がする。後最後のコマGANTZの最終回に見えた。

 

・タイムパラドクスゴーストライター

まだ2話だから断言はできないけど、新連載3つのうちで一番面白いと思うッ。特にバクマン世代の人は集英社の編集部の実情とか漫画家っていう仕事のこと結構知ってるから楽しめてるんじゃないかな。この作品の作中作の「ホワイトナイト」とかバクマンの「PCP」とかもそうやけど、あんまり面白そうじゃないんよねw

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出典:週刊少年ジャンプ2020年25号

2話とか3話とかそこらで逆にどんな伏線なん?そのフリの短さでここまで感動できるのであればぜひ見てみたいですよね。進撃の巨人のエレンが巨人ってわかったのでも2巻やからね。相当よ

主人公が狂気じみたまでにみんなを楽しませることにこだわって、盗作になんも罪悪感も持たぬ悪代官でも面白かったと思う。レンジの電源切って思いとどまろうとしてるけど落雷が原因でジャンプが届いてるのなら切ったところで無意味やったんかな。

 編集のこと最初は私利私欲にまみれた下賤な人間やと思ってたけど、ちゃんと漫画や読者のことを考えるいい人だった。来週の話でアイノイツキに刺殺されて、それを阻止してみんなに楽しさを届けるためにタイムパラドックスしまくる展開やったら評価する。どちらにしても原作者が報われる展開になってほしい。

 

・マッシュル

 ジャンプは1968年創刊なので、10年区切りで考えるといまが「ジャンプ第7世代」とこのブログでは称することにします。そしてこのマッシュルはいつの間にかそのジャンプ第7世代の準レギュラーの座をほしいままにしている感じ。最初はただのハリポタオマージュから独自の道を歩みだし高い掲載順位を確保しだした。ただキャラクターの名前と寮の名前が一向に頭に入ってこない。あとそろそろマッシュの暴力無双をどうにかできるキャラクターがほしいかな。このワンパターン展開も打開していかないと。と個人的には思う。今回はハリーポッターにおけるスリザリンのような役割のレアン寮のボスみたいなキャラ組み分け帽子みたいなのが登場した。ボスは人形の悪魔と契約したセフィロスみたいな能力と言動。こいつは普通に強くあってほしい。マッシュのステゴロだけじゃ勝てない見ごたえのある戦いにしてほしい。教育テレビを見ていないと思いつかない戦法と光の強さで倒すのもあり。

 

ハイキュー!!

ハイキューは昨今の無料期間が到来してようやく読破したからあんまり知識が定着していない。春高とかでいろいろな強キャラを登場させていたのも、今思うとこの最終決戦に向けてのお膳立てやったんかな。最近の一人ひとりにフューチャーする展開は作品の終わりをしみじみと感じ取らせてきて悲しくなる。約ネバもハイキューもヒロアカも終わったらどうなるんや。プロ編入ってからのサクサってレシーブめっちゃしてるイメージあったけどやっぱり得意だったということが判明。あと古森といとこということもついでに判明。次はウシワカ特集かな?期待大。

 

・ボーンコレクション

読み切りは飛ばします

いまだにギャグマンガなのかバトルマンガなのかはっきりとした判決を下せない。

一応ヒロイン候補のりのちゃんがモブすぎて泣けてくる。若干4話にしてヒロインレースから敗退を懸念される。陰陽連やらなんちゃらしらんが、どうしても結界師を脳裏に浮かべながら読んでしまう。その点を作者に気にしてもらいたい。序盤からAランク妖怪という、至極一般に考えるとかなりレベルの高い妖怪をばっこり出してきているがインフレは大丈夫なのだろうか。トリコの捕獲レベルのような形骸化した概念にならないことを祈るばかりである。なんならトリコの捕獲レベルとか呪術廻戦の級数みたいにどの段階が現実の武器や人間のどの程度の強さに値するかの説明を挟んだほうがいいかな。

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出典:週刊少年ジャンプ2020年25号

SS級妖怪の白羅さんが陰陽の四天王のドンパッチみたいな髪型のやつにあしらわれてるし、A級の強さも読者からしたら非透明やから危機感とか臨場感を感じにくい。まだいくらでも改善できる話数ではあるので切らずに読みます。

 

僕のヒーローアカデミア

週刊少年ジャンプ2020年25号で一番面白かった。このクオリティの絵を一週間で書いてる堀越先生にアベマリアを斉唱したい。この展開を書くために頑張っていたのがひしひし伝わってくる。少ないセリフで崩壊の一途をたどる町並みの描写が焦燥感を味わわせてくれて震えた。スラムダンクの山王戦の桜木と流川のハイタッチのような凄みがあった。リデストロ戦でも見せていた死柄木の物質に伝播していく崩壊。強すぎる。

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出典:週刊少年ジャンプ2020年25号

ランキング6位のシールドヒーロークラスとの最後。ずっと泣きべそをかいていたヒーローが最期には相澤先生を命からがら救出して笑顔での逝去。ここにセリフが無いのがまた味がある。ピクシーボブも死んでしまったのかな?いままでマグ姉ぐらいしか死んでなかったヒロアカが今編からトゥワイスやらヒーローやらを平等に殺していくのが終わりを感じさせてしまう。まだ1年生やけどこんな密度でいいの?2,3年編なしで完結を迎えるのかな。てかデク急に限度あげるな

 

Dr.Stone

単行本とかアニメの売れ行きは微妙な割にいつも高い順位をキープしてたドクターストーンがちょっと下の方になっちゃった。アメリカンピーポーもせっかくの復活者どうし仲良く飲み会したらいいのに。

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出典:週刊少年ジャンプ2020年25号

この新キャラのお姉ちゃんが女型白夜に見えるのは私だけじゃないはず。あと千空と敵対するかもしれない新キャラの科学者ZENO。こいつはゾルディック家でも変化系の能力者でもないけどかなりやばめの科学者っぽい。嘘発見器を事前に設備してるとこからアメリカ大陸には他の敵対する復活者がいて尋問した感じかな?

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出典:週刊少年ジャンプ2020年25号

なんにしてもドクターがとんがりコーンをゆびにはめてから食べるタイプってことが判明したから、なぞの仲間意識がわいちゃったよ。 

 

・モリキング

夜桜さんとブラクロ、僕勉、あぐら、守人、御霊は読んでないor流し読みなので飛ばすことを先にゆっておきます。

翔太が昆虫類に詳しすぎることが面白かった。光彦みたいな良さがある。今回は王香の今後の方向性を定める話だったからギャグとかは少なめで笑うことがなかったので様子見。1話が面白かったから、まだ耐えると信じて読む。あと王香のツノの学校生活での支障とかかいたら面白いんじゃないかな。

 

チェンソーマン

デンジ暗殺編に入って吉田とかクァンシとか魅力的なキャラや展開が続いていたのに、地獄から帰還したことを境になかばやっつけな展開になっていた気がする。ファイアパンチの終盤のような、冬休みの最期に急いで取り組んだ宿題みたいな出来だった。

「先週までは、、、」

今回は最初から最後までなにからなにまで面白かった。サンタクロースが終始一貫してデンジを見下してるのが地味にツボった。アホすぎてそれに気づかないデンジも面白い。まだ教育テレビの影響が出てないんかな?デンジに対してさんざんイキりちらしてたクァンシがマキマさん来た瞬間にチワワみたいにいじらしくなったのもGOOD!ハ、

ハロ。。。もうマキマさんが自分のヤバさを包み隠さなくなってしまった。マキマに殺された元バディを見ようとしない岸辺師匠の「何もみたくねえ・・・」っていうセリフが切ない。ウィン、、、

そして誰も予想できなかったこと。サンタクロースの人生に終止符を打ったのがハロウィンの悪魔wこいつがまさかの宇宙の魔人。対象に森羅万象を理解させる無量空処みたいな能力。さらにそれに付随してもう一つ効果が与えられる。どんな能力化は実際に受けてみるとわかると思います。

「ハロウィン!!ハ~!ロ~!ハ~!ロ~!ウィイイイイイイイイイイイイ~ン!!」

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出典:週刊少年ジャンプ2020年25号

ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!

 

 

・アンデットアンラック

戦闘描写はうまいんだけど、絵の銀魂感が否めない漫画。シェンのときよろしく、最初に能力の概要は伏せて登場して、一人ひとりヴェールを剥がしていく展開にするのかな。柱合会議みたいなかんじか。新キャラ15歳幼少期ウヴォーギンことトップくんは不止の能力っぽい。なかなか塩梅が難しそう。

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出典:週刊少年ジャンプ2020年25号

なんかワンパンマンの童帝しかり、子供をメカニックにするの多いよね。子どもの権利条約全否定の能力かな。でもアーティファクトっていう設定自体はいいと思う。否定能力だけやったらある程度読者にも予想できるから、武器の方も期待したいね。あとジェイスが使ってたUMAバーンの加工物があるってことはもうひとり否定者が増えるわけだ。こんな短期間で殺されるならジーナとか無駄死にとも言えるのか?それにしてもスポイル倒す間にクエストクリアして加工するってゲノセクトのスピード超えてないか?

 

・アクタージュ

なんでこんなに掲載順位低いんだああ??せっかく景ちゃんがこんなに頑張っているのに!幼女先輩も可愛いのに!

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出典:週刊少年ジャンプ2020年25号

いまや日本国内を代表する女優となった景ちゃんだけが変装してるなのが何故か切なくなる。茜ちゃんは景ちゃんの友達枠もぽっと出の同級生に取られ、演技の解説役までも地味メガネに略奪されてしまい、もはや関西弁だけしか取り柄がなくなってしまいました。もうマネージャーとかやれば?役者の道で食っていくのは厳しいと思うよ。黒山さんとのランデブーのときだけファッションセンス爆上がりしてるのはなんでかな?茜ちゃんがスタイリストの道を志してくれたのかな?なんにせよこっち側へ来てしまったことをやっと自覚しましたね。大河編期待してます。

 

・ランキング

今週の個人的ランキング

1位 ヒロアカ

2位 チェンソーマン

3位 呪術廻戦

 

とりあえず、ここまで書いてみましたが全部書き終えるまでに4時間近くかかってしまったので、これから僕が読んでるすべての作品を書くかどうかは気分で決めていきます。また一記事にまとめると文字数がかさばって読みづらいかもしれないので作品ごとにわけていくかもしれません。あと口調も統一したい。